冷却配管
さて、形状が間違っているという例の部分。資料写真を参照しましょう。
元ネタは大日本絵画のクロヒス。ブレててすまん。
ね?向かって左側の側面のパイプの出どころが間違ってんですよ。
しかも一本オミットされてるし。まぁ、43だとこの程度のオミットはしかたがないとか言うこともできるんですが、1/20ですからねぇ・・・。
どうやってでっち上げるかしばらく考えてみました。
最初はキットパーツに半田もしくはメタルを溶かしてもりもりと盛り上げて、地道にやすりで形状を整えていくなんてことも考えたのですが、平面をきちんと出せる自信がない。
そこで、上の実車写真でいう右側の部分にマスキングテープを貼って型取り。
それを洋白板に貼りつけてちまちまと切り出したものを半田付けして箱組みしてみました。
と言っても完全に箱組みするのは難しいので3面だけ。裏側にあたる部分には半田を充填してます。
できあがったパーツの形状をやすりで整えて、何度もキットパーツにあてがってサイズ、形状が概ねあってることを確認後、間違ってる配管部分を
さようなら
えぇ、これでもう後戻りできません。
瞬間接着剤で仮り止めした後、半田付けして一体化。
裏側はいまいちなことになってますけど、目に見える表側はなんとなくうまくいったので良しとしましょ。
このあと、ここからエンジンにつながる配管を再生せねば。ジョイント部分のひとまわり大きいパイプの再現もどうやろうか。
実は後のことは全然考えてなかったりする。orz
せっかく半田ゴテを握ったので調子に乗ってラジエターパーツにも手を出してみました。
ラジエターコアはメタルパーツで、スリット部分はエッチングでできてます。これを貼り付けなさいというのが指示ですが、そのままだとエッチング部分との境目に筋が入ってしまって目立っちゃいますな。
んなわけで、モリモリっとまたもや半田付け。
ラジエターコアのパーツは割りと肉厚なので溶ける心配もほとんどなく、簡単に半田付けできます。
余分な半田を平やすりでゴリゴリ落として平面を出しておしまい。
一体感のあるパーツに
まだなってないです。w
エッチング部分がキラキラしているので違和感大アリ。ちゅーわけであとでペーパーで表面を荒らしてから錆び止めにプライマーを塗りましょう。