なんだかよくわかんねぇパーツ

というわけでクリアの乾燥を待っている間になんかやらかしましょう。

どっかの時点で避けて通るわけにはいかないなとずーっと思っていたのがここ。
プラグの上になんだか妙な板がかぶさってる。これ、なんなんですか?

プラグが抜けないように押さえつけてるんですか?
そんなわけないっすよね。市販車だってプラグコードの先のジョイント部分はゴム製でそんな簡単に抜けないんだから。
みればみるほどなんのためにあるんだか疑問に思うこの「なんだかよくわかんねぇ」パーツをひねり出すことにしましょう。やっかいなことにヘッドカバーでは結構目立つ部分なんすよねぇ。

この「なんだかよくわかんねぇ」パーツをどうやって捻り出そうか、結構長いこと考えてました。
素材は洋白帯金で行くのは既定路線なんですが、きちんと折り曲げをするのが厄介なんすよね。

ちなみに先細のプライヤー使ってひとつ作ってみたんですが、こんなの合計6個も同じように作る自信なんかない、と。

んなわけで悩んだ末に思いついたのが治具を作って一気にプレスしたらどうだろうか、というわけ。
プラ板の 0.5mm と 0.3mm 厚を使って凸凹がかみ合うような治具を作ってみました。

これを両面テープでクランプに貼り付けます。

当然かみ合うように調整してね。

そこへ洋白帯金を瞬着で仮りに固定。

プレスした時に帯金材が若干動くはずなので、瞬着で固定するのは向かって向こう側だけ。
こちら側はまったく固定してません。

おもむろにプレス。ぶしゅー。


いちおう予備を考えて8個ばかり作ってみたんですが、うーん、どうなんだろ。どうもあまりシャープじゃない気がする。
他にいい手はないですかね。ご意見募集中。

あ、このプレスしたパーツはこの後アセトン、というか除光液に付けてはがして、両脇を丸く削って整形しますよ。