リカバリ

えー、「クレオス 蛍光 ひび」をキーワードにして検索したところ、出るわ出るわ同じ現象の数々。で、まとめてみると、

ー下地の乾燥は中途半端だとマズイ。
ー厚塗りするとマズイ。
ークリアを混ぜると防げる。

こんな感じですかね。

実はリアのアッパーウィングは薄く吹いただけでひび割れしてしまったんですよ。
画像の右上側なんかはほとんど下地が見えているのがわかりますよね。ということで、少なくとも今回は厚塗りが原因なわけではない。乾燥についても同様で、下地を塗装してから1週間以上置いているのでこれまた原因とは思えない。

で、リカバリ方法なんですが、

実はリアサスが通る部分のカバー、昨日の画像でギタギタになってたヤツですね、あれは吹き付けてる段階でひびが出始めてて、しばらくおいた後に再度吹いても同じところがひび割れる状態だったんですよ。

そんなわけで上から更に吹き直してもリカバリできないのは明白なので、一端塗装を落とす必要があります。ま、ひび割れ部分は段差になっているので上塗りできたとしても平滑にはなりませんから、どっちにしても落とさないといけませんな。

塗装を落とすのにはペーパー掛けして該当部分だけをやり直すのと、シンナーで全部落として下地からやり直すのと二種類やりかたがあるわけですが、手間を惜しむのと今後の参考になるかもということで部分的に手直しする方法を選択。

ま、失敗してもシンナー風呂にいれりゃいいだけですからね。

で、今度はクリア(スパクリIV)を1:1位の割り合いで混ぜて吹きました。
昨日の湿度は手元の湿度計で70%弱位だったと思います。

結局すんなり色が乗ってくれまして、全塗装剥離する必要もなく完了。

カウル後端のひび、谷線に沿ってひびが入っていた部分はそれほど段差も目立たないだろうと踏んで、特に処理することもなく上から吹き直してみました。

じっくり現物をみちゃうと「あれ、ちょっとここなんとなく・・・」ってな感じで気がつきますけど、ま、プロじゃないんだし売り物でもないんだし妥協しときます。

慎重にマスキングを剥がして、他のパーツとも組み合わせてみたのがこちら。

吹き漏れは何箇所かあったのですが、この蛍光塗料はなんつーか、剥がしやすいので全然問題なかったです。とりあえずリカバリ完了っと。

このクレオスの蛍光レッドですけど、下地は普通の赤系使ったほうがよかったんですかね。私は白塗装の上に直接吹いたんですけど、もうちょっと赤味が強くてもよかったんじゃないかな、と。