ギアボックス周り-その1

どうも、しばらくぶりでおます。

ボーテックスジェネレータが一段落ついたので次はどこをいじろうかと考えた揚句、とりあえずエンジン周りを組んでみることにしましたですよ。

塗装のことも考えつつ、接着出来るところはどんどん接着しながら表面処理をちまちまと続けていました。で、シリンダーヘッドを載せたところでふと

なんてこったい!プラグカバーがねーよ!


プラグカバーが付いてると配線なんかはかなりオミットできるんですが、これがないとなるとかなりめんどくさい・・・。いや、あの配線は見せ場になるって言えばその通りなんですがね。
このホンダのV12のプラグ周りって変な金属片で押さえるようになってて結構めんどくさいんですよ・・・。


そんなわけでとりあえずギアボックスの方から手を付けることに。

まずはドライブシャフトのパーツ。
鋳造パーツなのでパーティングラインは入ってるわ、真円にはなってないわ、表面はガサガサだわで使えない。

御約束ではありますがここをまず作り直します。

あっさりシャフト部分を切り飛ばして電動ドライバに噛ましてドリルレース。
シャフト基部は綺麗になりました。

画像がないのですがシャフト自体は 2.0mm 径なので真鍮線かなんかで再製・・・とか思ってたら

せんせぃ!そんなサイズの真鍮線が手持ちにありませんっ


いや、パイプならあったんですけど、もったいなくて。
しばし思案したところ、ありましたよ似たようなサイズの金属線が。


クリーニング屋さんがくれる針金のハンガー、これが 2.0mm ちょっと。こいつを流用することに決定。

次はダンパー基部ですな。

ダンパー本体がアルミのヒキ物で、プッシュロッドの取りつくクランク部分がメタル。
説明書によると附属の金属線を 6.5mm に切断して画像のように取りつけろ、とあります。が、この附属の金属線のサイズが太くて入らないのよ。
穴を大きく空け直すってのも手だけど、ここは手持ちの真鍮パイプを使います。取りつけ後にここの断面がパイプ状になってる方が雰囲気でるしね。


えーと、使ったのは外径 0.7mm のパイプ。あ、これ、自分のための備忘録なので気にしないで下さい。

話しは前後しますけど、このクランク部分はダボが空いてるだけで貫通してません。
自分で貫通させる必要があります。

前から後から徐々に穴を深くしていって開通、と。片方から一気に貫通させようとすると軸がずれて変なところからドリル先端がコンニチハしかねないので、焦らず両側からやりましょ。

この辺の精度は如何に古めの製品とはいえ、ヒロの場合しっかりしているようできちんと狙った角度になるようダボ穴が設定されてます。

ダンパー本体(二つを組み合わせる)のパーツをスプリングと組み合わせて取りつけてみます。

これね、組説では各パーツに番号ふってあるんですけど、どれがどれだかわかんねぇの。パーツ一覧があるわけでもないし、パーツに記号書いてあるわけでもないし。あの組説にあるパーツ番号ってなんのためにあるんですかね。アフターで請求するときのため?

つーのもフロントダンパーのパーツなのか、リアダンパーのパーツなのか、組説の絵では判別できないのよネ。結局、いちいち取りだして仮組みした結果「あ、こっちか」ってな具合で判明するわけっす。紛失しそうで怖いから、できるだけ袋から取りだしたくないというのが本音。


えーと、ダンパー下部を留めるのに使ったのは外径 0.9mm のパイプ。あ、これ、自分のたm・・・しつこいですか?テヘ


悩んでいるのがココ。

アームのピロボールジョイントの留め具部分。モールドされてるのを作り直すか、そのままバックレるか・・・。結構小さいのできちんと中央に穴を開けられるか不安だし、ヘタに穴開けるとアームの前後角が狂って来る可能性もあるんすよね。

ま、作り直すにしてもアップライトと接続してロアアームと一体にしてからでないと角度が決まらないので、今のところここは後回しにして考えることにします。