完敗

ちゅーわけでオートクリアをかなり薄めたもので仕上げ吹きを敢行。

今日、うちの奥さんが出張から帰って来るのでどうしてもその前に吹いておきたかったのですよ。だって、塗装ブースのない私の環境では「臭い」と文句言われてしまいますから。
窓全開で吹いてもね、どうしても臭うわけじゃないですか。しかも今や外気温度は夜間だと5℃前後ですからな。塗膜の白濁が怖い。

乾燥待ちの間に他の部分を進めて行きます。
シートベルトはジャンクのエッチングからかっぱらって来ました。なぜかキットを持っていないのにタミヤのポルシェ956用のエッチングが・・・。

F1じゃないのでベルトの構成に若干の違いがあるのですが、そこまで気にするようなキットでもないだろうということでこれを流用。

青い部分はコバルトブルー(だったかな)を吹いて、その上につや消しクリア。
alexons のロゴはシートベルトセットの中から借用。

それらを両面テープでシートに貼りつけておしまい、と。

さて、例のウィング類の顛末。
クリアコートも完了したので改めて観察してみると、まずここ。翼端板を貼りつけた後で塗装、磨き出しを行なったので、キワの部分が磨けていない。クリアコートする前はそれほど顕著ではなかったのに、クリアを噴きつけたことで目立つようになってしまいました。

やるなら磨き出した後で接着する方がいいみたいです。

で、ペーパー掛けして表面をならしてみた後がこれ。
妙に黒ずんでいて、磨き出した時のような輝きはありません。言ってみれば未処理のホワイトメタル・パーツのような感じ。これはこれで妙に金属感はあるんですけどね。

意外と気が付かなかった磨き残しなんかが目だっています。

コンパウンドで磨いてみたものの大した差は見られません。

ふと思いついたのは「酸化」。塗膜が酸化することで黒ずんでしまったのではないか、と。
じゃぁ、酸化防止には何をすればいいのかというと、よくわからない。普通に考えると「クリアコートしてしまえ」とかなんでしょうけど、今回の酸化は単にクリアコートするのが遅かったのか、クリア自体が悪さをしたのか不明。

ダメなものはダメなんですが、スペアデカールがあるわけでもないのでこれはこのまま進めます。

というわけで、完敗。