週末作業報告

週末に進めた作業を一気に更新してみましょう。

まずはカウル。赤くなりました。

使ったのはクレオスのレッド。単なる「赤」です。
フェラーリあたりだと年代によっても車種によっても赤みが違うわけなんですけど、もうこれは拘り出すときりがないですよね。で、明らかに違うタミヤのブライトレッド(蛍光)とかでなければどれを使ってもいいんじゃないか、と。

実際、資料として見ることができるのは写真のみであり、これだって印刷の加減や光の具合なんかでいくらでも色味は変ってしまうので悩むだけ損でしょ。

一度吹いたあと2000番のペーパーで表面をならしたあと、もう一度しゃぶしゃぶに溶いたものをオーバーコートするような感じで吹きました。一回目の状態でも塗膜はすべすべだったんですけどね。

乾燥待ちの間にウィングの磨きだしをやってみました。

これね、ほんとびっくり。
以前からクレオスの Mr.メタルカラーって使ってはいたんですけど、今回初めて本来の使い方というのがわかった気がします。

このパーツはサフも吹かずにそのままアルミニウムを吹き付けたわけなんですが、ティッシュペーパーで磨き出してみたらなんとまぁメッキかけたみたいにピカピカになっちまいました。

これまではというと下地がガサガサだったんでしょうね、磨き出しても大して奇麗にならなかったわけですよ。で、「まぁ、こんなもんなんだろうな」と思いこんでいたわけなのですが。

でもね、ほんとの所は実車はヘアラインの入ったちょっと曇った感じのアルミ地肌なので、これだといまいちウソっぽい・・・。どうしようもないのでこのままいきますが。

ボディカラーも吹き終わったので次はデカールでやんすな。

私は全てのキットのデカールジップロックの袋にいれて冷凍庫で保管してるので「いざ使う」という時になるまでデカールとは御対面しません。
で、取りだして来たデカール。さすがにカルトグラフ、奇麗であります。黄ばみもなく状態は良好、と。

で、ふと気になったのが一番下。PROTAR FERRARI 126 C2 TURBO ZOLDEN って書いてありますよね。ZOLDEN って「ゾルダー」?
このキット、どこのレース仕様かはっきりしないってのは以前書いたんですが、ゾルダー(ベルギーGP)仕様ってこと?


でもそれなら Zolder だし、予選でビルヌーブが事故死してフェラーリは決勝には出走しなかったわけだし。

詳しい人解説キボン。

で、あっという間に貼り終わってしまいました。貼る枚数少いもんね。

もともとフロントウィング付きで作るつもりでいたので、車番は28のピローニ仕様。
なんとなくフロントウィング付きっていうとピローニしか運転してないイメージがある。

週末だけの更新にしちゃ進み過ぎですか?

いえね、ここのところ北京では湿度がものすごく低い日が続いてまして、模型部屋の湿度計では30%位なのですよ。そんなわけで、塗装してもすぐに乾燥してしまう。デカールを貼ってもすぐに乾燥してしまう、と。

そんなわけですぐにクリアーコートに移ります。

ところがですな、貼り終わったはずのデカール、すこし行先不明なものが。

中央右側の黄色いデカールは、おそらく現地のフェラーリディーラーの名前が書かれたものということで御約束なのはわかっているのですが、左側の「CH. POZZI」と書かれた白いデカールはどこに貼るんですかね。
それと KONI のマークも組み説にはまったく記述されていないので行き先不明。


誰かしりませんか?