下地処理続き

ここでちょっと小技を効かせておきましょうか。っていうか効果あるかどうかわからないですけど。

前にも書いた通り、このキットにはモールドの甘い部分があります。
このフロント・ウィンカーもその一つ。ここはくりぬいて透明ランナーからパーツを削り出すことも考えたのですが、プラの厚さがかなりあることと削りだしがめんどくさそうなのでそのまま塗装でなんとかすることにしました。

すると、モールドの甘いところへ塗装をくり返すと更に甘々になってしまうことが予想されます。これを防ぐ意味でモールドのキワ部分に筋彫りを施してみました。
画像の状態になったあとキサゲ刷毛でモールドの凹み部分を整えておきました。

で、もう一度サフを吹いたのですが、

リアバンパー下側のパーツ。これ、別体になってまして、はめてみると実はラインが奇麗に繋がっていないことが判明。
画像ではよくわからないですけど、ホイール・アーチあたりでは明らかに下側のパーツが外に向かってはみ出している感じなんですな。

スルーしちゃうことも考えたのですが、とりあえずやっとけってことで。

ペーパー掛けして修整してみました。

ここが別体パーツになっているのは型抜きの関係だけではないんですねぇ。シャシー・パーツをはめ込むときにここが一体になっているとはめ込めないんですわ。

なので、本来なら接着してしまってから修整する方が確実なんですが、バラバラのまま修正してます。

全体にサフを吹いたあと、3Mのスポンジペーパー(マイクロファイン)で表面をならし、更にタミヤコンパウンド粗目で表面を研ぎだしました。

と、ここで研ぎ出してて気づいたのですが、ボンネット上のウォッシャー・ノズルが結構邪魔くさい。ちょっとテモドリ(デモドリではない)になりますが、後で削り取ってしまうことにします。


ちなみにボディ・カラーは TS-51 のレーシングブルーにするつもりで、昨日缶スプレーからスペアボトルに吹きもどしてみたんですが、これ下地は何色がいいんでしょうかね。

どうも青自体は染料系で、細かいメタリック粒子が若干入ってます。パール系みたいな感じですかネ。染料系なので下地の色に結構左右されると思うのですが、普通に白い下地にすると明るくなりすぎて重厚感がでなかったりしますかねぇ。

シルバーを下地にした方がいいのだろうか。


え?カラーチップ作れ?

ごもっともであります。いかにお気楽モデリングとは言え、その位はしましょうか。