デカール始めました

いよいよ満を持して、最大の難関と思われるデカールに突入。
何しろ元が古いでしょ、しかもオークションで入手した代物なので保存状態がよくわかってない。使うのが恐ろしい敵であります。

まずはデカールの状態を確認してみましょうかね。
使わないデカールを試しに貼ってみます。今回、この黒い部分は塗装で済ませるつもりなので余分になります。
本来テール部分に貼るものですね。

とりあえずバラバラになることも無く台紙から剥がれてくれました。余白部分が気持ち悪い事になってますが。

しかし、結構傷んでますねぇ。

プラ板に貼ってみましたが、一部台紙が折れ曲がっていた部分がバラけてしまいましたね。ここはやはり大事をとってリキッドデカールフィルムの御世話になっておいた方がよろしいようです。

リキデ自体は塗布後15分程で使える状態になるようなので、さっさとやってしまいました。

まずはノーズ部分から始めてみます。
バンパー角の部分が、ボディの曲面とフィットしてませんけど、パッケージの完成写真でも同じなのでここはどうしようもありません。

貼ってみた感想は、
オフセット印刷で版ズレも若干見られ、貼るときは妙に滑べりやすくて、ボディ表面とデカールの間の水を押し出すような密着方法がとりにくいです。
加えて、911系のボディはフェンダーが複雑な曲面構成になっているので、デカールが伸びる材質じゃないと貼りづらい。このデカールは見事にそのパターンです。
軟化剤を使うと一発で溶ける、そのくせ蒸し綿棒でも伸びてくれない。

このキットを作る人、デカールには要注意ですよ!
(いないって、そんなヤシ)