エキパイ出口
昨日のつづきです。
エキパイの集合部分以降を作成。この部分はサスアームの後端あたりで上向きに跳ね上がっているので、パイプをそのまま接続して終わりというわけにはいきません。
今回使用したのは、外径 1.3mm 内径 1.1mm の真鍮パイプ。
パイプをそのまま曲げようとすると、折れ曲がり部分がヘコんでしまいます。
そこで、焼き純したあと半田線をパイプの中に仕込んで、単なる棒にします。
これが芯になってくれれば曲げてもヘコまないという算段。
使った半田線は 1.0mm 径なので、半田ごてで溶かして充填します。
で、まぁ曲げてみたんですけど、目論見どおりにはいかないもんですねぇ。
力の入れ加減がよくわからなくて、一本目は見事失敗。一番上のものがそうです。
半田を充填して芯になっているとおもったんですが、考えてみれば半田自体も結構やわらかいので一緒に潰れてしまいました。
その後は慎重に作業したおかげか、なんとか形になりました。
パイプの中に充填してあった半田を吸い取り線で取り除いて、表面をこれまた半田でコーティング。
更に出口部分はめくれた形状、というか輪っかがついたような形状になっているので、これを再現してみます。
0.3mm 径の洋白線を使って、まずはリング状にします。
それをエンド部分に半田付け。
0.3mm だとオーバースケールですけど、もっと細い径のものだと半田に埋もれてしまいそうなので、これで許してください。
これね、一度やってみたかったんですよ、マジで。
で、昨日のエキマニと合体して終了。
もう一回キットパーツと並べてみました。
むふふ、出来は最高とまではいきませんけど、初めてやった割には満足。