ホイール

お次ぎはホイールを。

ホイールは、アルミ削りだしのリム/本体パーツと、ホワイトメタル鋳造のスポークパーツから成っています。
ホワイトメタルは、白く粉吹いた状態でしかもパーツ自体に細かいス穴が開いていますから、これを綺麗に成形しなければなりません。

普通は、金属ブラシでこすったり、ペーパー掛けして表面を整えて行くものですが、

今回私はこんな先端工具を使いました。
通常、写真にあるような丸鋸を固定してモーターツールに使うこの「マンドレール」。ちょうどスポークパーツにも真中に穴が開いていますから、丸鋸の代わりに固定して手軽に磨きだしてしまおうという算段。

回転するパーツにペーパーあてるだけですから、もうカンタン、カンタン。
あっと言う間にツルツルな表面の出来上がりです。

なんでこんなことしたかというと、金属の地肌を活かしてホイールの色であるゴールドを再現できないか、と考えまして。

プライマーだけ吹いたあとにクリアーイエローを吹いてみました。

・・・。ゴールドはゴールドなんだけど、やっぱなんか違うよねぇ。
もうちょっとオレンジ足すとかなんかしないとそれっぽい色にはならないですな。

つーわけで、なんのことはない、フツーにゴールド吹き直しました。

こっちの方が実車に近い色味ですな。ちなみに使ったのは、Mr.Color スプレーの #9 を中抜きしたもので、ブラシで吹いてます。