リアウィング

ダクトの彫り込みを深くしたわけなんですが、「単純に穴開いてるわけではないみたいよ」と地獄の一声が届きまして。

背筋に冷たいものを感じたわけなんですが、まずは資料(といったって F1 modeling しかないんですが)を、そりゃもう目を皿のようにして舐めるように見直しました。

で、なんとなくわかったのは、どうやら上の画像のように後ろに向かって空気をハネあげるように整流パーツがある(らしい)ということ。

いや、これだってアテにはならないんですが。何しろマイナー過ぎるので写真がないんですよ。同じ年の他のチームの写真なら「これでもか」ってほどあるんですが。

ハッキリしているのは
1.開口部分の形状は、モナコ GP ではキットの通りでよい。
2.内部整流パーツ(あったとして)は、キットのような外側にむかってセリ上がる形状ではない。

さて、どうすっかな。

ま、そんな排熱ダクト部分はさておき、最後まで残っていたリアウィングの仮組みをしました。

ウィングのメイン、フラップはホワイトメタル、翼端板はエッチングという構成です。
メイン・プレーンやフラップの両端には突起が付いていて、翼端板に開いているダボ穴に差し込むことになっていますが、そのままだと突起の基部がシャープでないためにすき間が空いてしまいます。

役に立たない部分はあっさり切り飛ばし、翼端板と接する部分はやすりで平面にしたあと、再度穴を開け直して真鍮線を埋め込みます。

いまでは誰でも知っている手法ですね。
ノギスに両面テープを張り付けて、2枚の翼端板を挟み込み。

ノギスを開いていくと、上下左右のズレがない状態になります。
そこへ他のパーツを挟み込みます。

というわけで、一応リアウィングもきちんと組める状態になりました。

問題は、これをいつ、どうやって接着するかなんすよねぇ。

塗装前に半田でがっちり組んでしまう方がいいか、塗装後接着剤で組んだ方がいいか。