車高調整

アームを作りなおしましたので、前下がりになっている車高をきちんとしましょう。

フロントのアップライトです。車高を上げたいので、アップライト下側を削って上側には半田を盛ります。これによってホイールの軸が下がる、という寸法。

ネガティブ・キャンバーになるように、アームと接する面を斜めに削って仮りに取り付けます。

ところがですよ、F2001 からもぎとって来たタイヤ・ホイールをはめてみると「ポジティブ・キャンバー」になるじゃないすか。

じっくり観察したところ、このキット用のパーツではないためにホイールの軸がユルいんですな。加えてアップライトの高さがホイール直径ぎりぎりなので狙った角度になってくれません。

さて、どうするか。

まず、アップライト自体の高さを低くしました。で、そうするとアッパーアームが下向きに付いてしまうので、それまで使っていたダボ穴をふさいで 1mm 程下にもう一回穴を開け直して、アームを差し込み。

で、めでたく「ネガキャン」に。

最初に開けてあったダボ穴は、キットに元からモールドされていたものなんですが、全然ダメダメ。信用しちゃいけませんなぁ。

ちなみにアッパーアーム前縁はさらに半田を盛って厚くしてます。
この当時(2001 年)位からステアリング・タイロッドがアームに内蔵される形式が流行しまして、この R2 もそのようになっています。
結果、アームの前縁は割りとぶ厚くなってるんですが、このキットではうす〜い尖った形状になっているので、修正しておきました。