カーボン塗装結果発表

まずはこんな感じで全体に焼鉄色をまんべんなく吹いておきます。

で、塗料がまわって欲しくない部分にマスキングテープを貼って、枠に張ったパンストに貼りつけて黒を吹くわけです。多面体になっているパーツはこれを何度も繰り返していきます。

が、難点がひとつ。引っ込んだ部分(凹面)はどうしてもカバー出来ません。こういう部分はパンスト以外の方法でいくしかなさそうです。

このアンダートレイの場合、接着面になる部分や他の色をのせる関係でカーボン柄になっていなくてもいいような部分に両面テープを細切りにしてパンストを密着させるようにしました。

というわけで今回吹いてみたパーツはこんな所ですが、
1. 曲面や凹面の複雑なパーツには向かない。
2. 意外と色の乗せ方を逆にした効果が出ていない。
という結果に。残りのカーボン色パーツはデカールで対応しようと思います。

まぁ、そうはいってもパンストを使うことでカーボンの「編み込みっぽさ」はきれいに出るので、かなりの魅力ではあります。近代 F1 のサスペンションアームにはいい方法だと思います。