本末転倒


エアボックスです。本来はこのエアボックスにフィルターが被さっているのでファンネルは見えないのですが、見えてますね。前回書いたとおり私は塗りわけが苦手でして、しかもこんなエアボックスのようにヘコんだ部分にシルバーで塗るべき輪っかがあるなんて・・・。

みなさんはどうやってるんでしょうかねぇ。やっぱりマスキングしたりして塗り別けているんでしょうか。私は苦労するのがわかっているので、塗り別けしないで楽していこうと思います。

で、ある程度パーツが出来ているのですが、アイディアとしては 1.2mm の洋白線を輪っかにして埋め込んでしまおうというものです。まず、洋白線をぐるぐるとスプリング状にして、切り取り、つなぐ、というものです。


イメージ的にはこんな感じです。もちろん今あるファンネルのモールドは削ってしまい、さらにクボミをつけて収まるようにします。


タイトルの「本末転倒」なんですが、このリングを8個作ったところで「実は楽するつもりがとんでもなく面倒なことになってる気がしてきた」のです。
いやぁ、フォード HB エンジンが V8 でよかったです。これが12気筒だったりしたら、さらに作らなくてはならないという・・・。

一緒に写っているのはこの作業に使った道具類です。金属線専用のニッパ、直径確認のためのノギス、切りだし面の整形のための棒ヤスリ、輪っか状にするための、えーと、名前忘れました、さらにヤスリ掛けするときに掴むためのペンチ。ペンチなんです、ヤットコだのプライヤーだのといった小洒落た道具ではなくゴッツいペンチで掴みました。(だってこれしかないんですよ)。