インジェクター終了

型どりするインジェクター本体に真鍮パイプを埋めこんでそこへ洋白線を通せばそれっぽくなるだろうと考えましてね。さてどうやってパイプを埋めこもうか、と。

以前、リアウィングのガーニーを作った時に型想いに差しこんだ洋白帯金に熱を加えると型想いが熱で軟らかくなったのを思いだしまして、真鍮パイプをおもむろに置き、その上から半田ゴテで熱を加えると、あらら、ずぶずぶと埋もれて行くわけですな。

これでパテを充填したあとパイプを埋めこめばいい、というわけでございますよ。

となると、埋めこむパイプは長さが揃ってないとイカンので、なんとかして同じ長さのものを捻りだしましょう。

これまで長さを揃えるのには、プラ板を積層して同径の穴を開けてパイプを差しこみペーパー掛けするなんつー方式でやってたのですが、こいつはちょっと長めなのでプラ板積層ではめんどくさい。

ちゅーわけでこんな方式。

まず適当な長さにパイプを切り出して、洋白の角棒に半田付けします。
これを見ちゃうと次に何をするかすぐにわかりますな。

えぇ、棒やすりで地道に削って長さを揃えます。

長さが揃ったところで半田吸い取り線で半田を落してバラバラにするわけでございますよ。
バラバラにすると二枚目の画像の状態になります。

んで、目論見通り型に光硬化パテを充填して、固まる前にパイプを埋めこんで・・・ってのを12回くり返しました。12回ですよ、12かい。

でき上がったパーツのバリを落して試しに洋白線で串刺しにしました。
このあと、サフをささっと吹いて様子を見てみたんですが、


どうもねー、苦労した割りにはたいしてカッコよくないんですわ。微妙に角度もバラバラだし。

エッチングの方をもう一回取り付けてみて見映えを検討したんですが、ライトを平行からあててやっと見えるだけのパーツなので、このままエッチングを使っちゃおうkかな、と。


まったくの無駄骨や・・・orz