アップライト対応策

前回素組みのままだととんでもないジオメトリーになることが発覚したリアサス。
とりあえず、車高がどんな感じなのかを確認しないと話しにならない。

そこで、まずはホイールとタイヤを組んで、仮にあててみました。
若干わかりにくいですが、やや後上りになってます。

といってもこれは前回の仮組みのままではなく、

そう、ロアアームを外して、アッパーアームの角度が比較的許容範囲と思われるあたりに曲げた状態にしてます。

この位だと実車写真とおなじような角度になりますな。
教えてもらったスタジオ27のオフィシャルページにあった仮組み写真はどうもこのロアアームがない状態で撮ったのではないかと推測され。

更に、「アップライトは水平に面取りされていてそこにアームがとりつく」と情報頂いてましたが、それはこの冷却ダクトのことかと推測。

まずはなにしろアッパーアームの取りつけ位置を下げなければならないので、今ある上下のダボ位置を結ぶ線をケガき、この冷却ダクトに干渉しないあたりに穴を開けることにしました。

まずはアームの厚さを測って相応のサイズのドリルで穴開け。

これでかなり低い位置にアームがさし込めるようになりました。

ところが、ここでふと「もともとのダボ、というか切れ込みがブサイク」なことに気が付き、どうせなら埋めてしまった方がいいんじゃないか、と。
どうせ使わないモールドですしね。

もとの極小ネジは 1.2mm 径だったので、内径 1.2mm の真鍮パイプをさし込めるように穴を大きくして、一緒に半田付け。
これで余計なモールドが消え、本来のこのアップライトカバーの目的である整流効果を期待できるようになります。

真鍮パイプを切り落として余計な半田を削り落してスムーズな面を作りました。

あ、でも一ヶ所欠けてる所がある・・・。後で修正します。orz

なんでこんなめんどくさい事してまで穴を確保してるかっていうとですね、

最終的にはこんな風にして、上から洋白線を突き刺して固定したいのですよ。
単に開けた穴にアームをさし込んで接着剤で固めてしまってもいいのですが、



なんとなく。(それだけかよ)


あー、しかしこの作業をあと三回くり返さないといけないんですなぁ。
アップライトが準備できたらもういっかいサスペンションの仮組みとジオメトリーの調整です。

2月に入った時点でもう間に合わない気がしてる・・・。