ミラー・ステー

昨日のサイド・フィンはいくつかアドバイスを頂いたのですが、とりあえず放置して別のことをやりました。

キット付属のミラーパーツなんですが、ステーがミラー本体の横からにょっきり生えてます。
本来このR2のミラー・ステーは本体下から生えているので、大間違いです。

どうやら別のキットのミラーからの使いまわしのようですな。本体の形状は大体合っているようなので、ステーだけ作りなおします。
もっとも、こんな精度の低いステーではどっちにしても作りなおさなければならないんですが。

元のステーを切り取り、切断面をやすりで成形してから、下面に 0.5mm の穴を斜めに開けて同径の洋白線を差し込みます。
これだけでもシャープでいいでしょ?

でも、70年代や80年代の車ではありませんから、このままではイタダケません。
空気抵抗を減らすために平たい形をしているのが普通ですから、その形状を再現します。
用意したのは内径がすこし大きめ(確か 0.8mm 位だったはず)の真鍮パイプ。これを洋白線にかぶせるので、ミラー本体と合わさる部分は斜めに削っておきます。

ちょうどいい長さを測っておいて切り出し、被せたあと、適当な工具でつぶします。
内径がぴったり(0.5mm)のパイプだと、当然潰れてくれませんから大きめのを使ったわけ。

本体に取り付けるとこんな感じに。
写真の角度がよくないですかね。正面から見るともっとほっそりしていて、翼断面形状風になっています。